雑記 時々 SS 稀に PHOTO
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藤→藤宮陽香。図書館の貸出カウンターに居座る生徒。
八→八塚真弘。日々図書館で読書に勤しんでいたが転校していったアイツ。
飯→飯田さん。正式名称飯田瑞恵。図書館司書。
稲→稲葉冴子。新聞部。陽香の友達。
《飯田さんの真実》
藤「飯田さんって眼鏡似合いますよねー」
飯「でしょ。でも、コレ伊達なのよ」
藤「えっ!? じゃあ、目悪くないんですか!?」
飯「ううん、相当悪い。だってコンタクトだもん」
藤「!? ……眼鏡に度入れたらダメなんですか?」
飯「……ああ、そっか」
藤(天然!?)
眼鏡美人は伊達眼鏡にコンタクト。
《八塚が図書館に通い始めた理由》
八(退部届け出したのはいいけど弟たちの面倒見ろって言われるのはイヤだな、どっかで時間潰すか。
学校から近くて、金かかんなくて、冷暖房完備で座れるとこがいいよな。
…………とりあえず図書館行こう)
行ってから気付く好条件。放課後図書館の始まりである。
《君をずっと見てた》
放課後図書館1日目
八(うちの図書委員って当番制とかあったっけ?)
放課後図書館2日目
八(また昨日と同じ子だ)
放課後図書館3日目
八(まただ、一週間交代制?)
放課後図書館翌週
八(あれ? ま、まさか仕事を押しつけられてる!?)
後日、クラスの図書委員に話を聞いて事情を知る。
《続・君をずっと見てた》
八(あの子、今日はなんか眠そうだな。
あ、欠伸した)
飯「陽香ちゃーん」
八(ハルカっていうんだ/メモメモ)
ある意味ストーカーなアイツ。
《学生証の条件》
返却期限について押し問答する陽香と冴子。
八(友達かな?)
視線を逸らして読書中。
稲「ねえ、八塚君だよね?」
八「そうだけど、新聞部の稲葉さん、だっけ?」
稲「正解! お願いがあるんだけど、私の代わりに本借りてくれない? もしくは学生証貸して!」
八「いいけど。……稲葉さんってカウンターの子と仲良いの?」
稲「うん、同中だから。陽香に興味あるの?」
八「うん。学生証貸す代わりに彼女のこと教えてよ」
稲「オッケーオッケー、そんなことでいいならいくらでも!」
八「交渉成立、じゃあ……はい」稲「ありがとう!」
情報漏洩始めました。
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